初めてパソコンで履歴書を作成しました。

履歴書を見ながら面接をしている 職業訓練

前回は職場への退職を伝えるタイミングについてと、
5年前に初めて異業種転職にチャレンジした話を書きました。

今回は当時の転職失敗の原因、
ずさんな応募書類作成の話です。

応募書類は「手書き」「パソコン」どっちが良い?

手書きの履歴書しか作ったことがありませんでした。
検索すると手書きでもパソコンで作るのも
どちらでも大丈夫とありました。

でも事務職の求人に応募するのに、
手書きでは事務能力がないとアピールするようなもの。
パソコンで作成しなくては!

パソコンに向かって座る事務職員

パソコンで初めて履歴書を作成することにしましたが
次々と試練が・・・

アナログ人間のドタバタ履歴書作成と応募まで

試練① 入力

テンプレート探しから始まり、
スマホ片手にやり方を調べますが
何度も何度もつまずきます。

やっと入力する段階に入りましたが
特に志望動機は時間がかかります。

求人情報を読み込んで、書いては直しの繰り返し。

当時は子どもたちもまだ学生・・・
退勤後に買い物、夕食作り、洗濯、明日のお弁当準備、
眠い目をこすりこすり


入力に3日かかってしまいました。

試練② 写真貼付

スーツを着て(上だけ)、メイクして、スマホで自撮り。
自撮りに見えないように頑張りましたが
微妙な感じでした。

写真館でプロに撮ってもらった方が良いとは思いましたが、
期限も料金も気になり、自撮り写真そのまま強行しました。

そこから履歴書に画像を貼り付けるまでは試行錯誤。

休日丸一日費やしました。

履歴書

試練③ メール送付

文章の入力と写真の貼り付けが終わり、
ようやく完成した履歴書を
いよいよメールで送付します。
送り方を調べます

??????

パスワード?
安全に個人情報の書類を送る際は
パスワードのメールと履歴書添付のメールの
二通を送るそうです。

その方法を何度も読みますが、
理解ができません。
頭がこんがらがってしまいました。
時間ばかりが過ぎて焦ります。

もうパスワードなしで送ってしまおうか、
とも思いましたが、それも不安です。

結局、メールに添付することは諦めて、
郵送することにしました。

試練④ 添え状

郵送方法を調べると、添え状が必要とありました。

転職経験はありますが、履歴書を持って面接に行く
スタイルしか経験ありませんでした。
アラフィフなのに添え状を知らない人生でした。


添え状は検索して、
例文の貼り付けと修正で大急ぎで作成しました。

家事もほぼあきらめて履歴書だけに時間を注いでいるのに
ここまでですでに5日が経ってしまいました。

試練⑤ 印刷

家のプリンターは壊れてるため、
コンビニ印刷へ。

スマホの中にある文書をコンビニ
印刷したことはあるので、
そんなに難しくはないと考えていましたが、
またもや上手くいかない。

夜中までかかって
パソコンからスマホに履歴書を送り、
何とかコンビニ印刷のアプリに保存
するところまできました。

翌日の昼休みにコンビニに向かいました。

コンビニに駆け込む女性

コピー機から出てきた履歴書を見て
・・・倒れるかと思いました。

写真がほぼ真っ黒だったんです。
うっすらグレーの人影が。

今日中には投函したかったのに・・・

そして問題がもう一つ。
紙が薄っぺら。
市販の履歴書の紙の厚さ
半分くらいでペラペラです。

料金追加で光沢紙に印刷してみましたが、
今度は厚すぎです。

試練⑥ 郵送

やり直しはあきらめ、
かなり変だけど画用紙のようなツヤツヤの履歴書に
スピード写真で撮った写真を貼り付けました。

投函までもスムーズにはいきません。

茶色の封筒ではダメ → 白い封筒ない
クリアファイルに挟んで → 新品ない
履歴書在中の文字は赤 → かすれた赤ペンしかない
白い封筒とクリアファイルと赤ペンを買いに100円ショップへ

宛名の書き方を調べてから、丁寧に書く
これだけで30分。

封筒をもってポストに走る女性

こうして取り掛かりから1週間もかかり、
やっつけの応募書類を郵送してしまいました。

次回は応募結果とその反省です。

テンプレート (template)
あらかじめ決められた形式やレイアウトのひな形

アナログ人間 (analogにんげん)
デジタル機器やITツールに慣れていない人、昔ながらのやり方を好む人