初めて知った異業種転職の難しさ「経験がないとだめですか?」「若くないとだめですか?」

私物を片付け社員証を返している退職の日 転職

前回は長年資格を活かしながら働き、
その経験があるにも関わらず
異業種への転職を志した理由を書きました。

今回初めて事務職への転職に挑戦した
5年前の話です。

退職の申告の時期が早すぎて、応募できる求人がありません

50代になって子育てが終わり、
無謀にも未経験の異業種転職を目指してます。

実は異業種転職を目指したのは
今回回目なんです。
1度目は失敗し挫折しました。

私の職種が特殊なのかもしれませんが、
半年以上前に退職の申告をする
ルールのようなものがありました。

一般的には1か月前、
労働基準法では2週間前です。

2週間ならば内定もらってから
辞めますと言えば良いので、
期限を気にすることなく
応募し続けることも可能です。

そうだったなら、どんなに良かったか・・・

5年前の私は初めての異業種転職ですが
きっと転職できるだろう」という甘い考え
半年以上前に退職の希望を出してしまいました。

その年の9月に
「翌年3月で退職します」
と上司に言ってから
すぐに求人を探し始めました。

でも私の希望条件では4月入職の求人
12月に入ってもありませんでした。

応募を始めましたが「お祈りメール」ばかりで病みました

年が明けて、応募を始めましたが、
応募書類が通らず2か月が過ぎました。
一社も面接に行けず、
不採用の「お祈りメール」が続きました。

このまま決まらなかったら、
4月からどうしようと悩みました。

「やはり転職できなさそうなので辞めるのをやめます。」
とは言えません。
今の仕事、私の代わりはすでに決まっています。

「このまま応募し続けても一生採用されないかも!」
焦りました。病みました。

異業種への転職を断念、同業種へ転職することになってしまった

家計的にも1ヶ月でも無職の期間が発生してしまうことが不安で、
異業種をあきらめてしまいました。

不幸中の幸い
捨てる神あれば拾う神あり

同業種への転職は一か月もかかりませんでした。
経験って本当に大事なんですね。

4月から採用されましたが、
不本意な転職になってしまいました。

同業種の転職しか経験のなかった私は
本当に甘く考えていました。

もっと準備も必要だったし、
もし決まらなかった場合を想定した
貯金も必要でした。

転職失敗がトラウマになり、あきらめて仕事に専念

新しい職場では、早く仕事に慣れなくては!と
日々の業務に追われました。

転職したばかりですぐにやめるわけにはいかないし
転職のことは忘れることにしました。

神様

転職しないでこの世界でもっともっと頑張って活躍しなさい
との神のお告げかもと考えました。

あきらめるほうがラク

当時、転職失敗した理由を人には
経験もないし、若くないから、やっぱ無理だった」
と話していました。

もちろんそれもあったと思いますが、
実はそれよりもだれにも言えない
致命的な失敗を私はしていたんです。

次回は私が転職に失敗した理由と思われる
応募書類の作成の話です。