苦手なITに挑戦したり、異業種転職を目指して奮闘中のアラフィフ昭和のアナログです。
求人に応募を始めたタイミングで手術をすることになってしまいました。転職活動中断です。
前回は円錐切除術の入院1日目の話でした。
今回は手術日、入院2日目の話です。
2024, 5 ASC₋US HPV(+)152.91
2024, 9 LSIL
2024,10 HSIL CIN2
2025, 1 HSIL
2025, 2 CIN2
2025, 7 HSIL
2025, 8 HSIL 炎症のみ(組織検査) HPV(+)531.02
2025,11 HSIL CIN3
2025,12 子宮体癌(₋) 円錐切除術
2026, ? 子宮全摘術(予定)
【入院2日目】朝
朝5時頃に起きました。
タイムリミットの6時まで
水500㎖を味わって飲みました。
朝ごはんはありません。

熟睡できなかったのか
8時頃2度寝でウトウトしてしまいました。
顔を洗ったり、トイレに行ったり、
つい何か飲みたくなって
無意識に飲み物を探し・・・
あ、飲めないんだ!とハッとすることが何度かありました。

手術のことを考えていました。
きっと手術台で看護師さんが
パンツを脱がしてくれるはず。
昨日の朝からシャワーしてないし
パンツにナプキンもつけてない。
汚れてるかも・・・
トイレに行き、パンツ履き替えました。

手術室までは歩いて行って
帰りはベットで迎えにくるそうなので
ベットには余計なものを置かず
掛け布団もきれいに畳みました。
帰ってきて体を動かせない
時間があるはず。
スマホの充電もしました。
【入院2日目】病室変更
まだ10時
手術までは3時間以上あります。
看護師さんが来て言いました。
「今日、病室を移動してほしいんです。」
え?なんで?と戸惑っていると、
「静かな4人部屋なんです。この3人部屋よりも料金も安くなります。」
「わかりました。」
手術中に移動するようで
行って戻ってきた時には新しい部屋だそうです。
テレビ台はそのまま移動ですが
上にあるものが落ちたら嫌なので
引き出しに押し込んだり、
サイドに掛けた手さげやタオルも片付けました。
そして充電器をコンセントから抜いたり
ロッカーの中のバックや靴やコートも
運んでもらうことを想定して整理しました。

夫に部屋が変わったことをLINEしたり
部屋の移動に関することで
気持ちが落ち着きませんでした。
「このまま3人部屋がいい」と
言ったほうが良かったかなと思いました。
11時頃
「それでは移動しましょう。」
とスタッフの方が来ました。
え!?手術の間でないの?
と思いましたが、一緒に荷物を移動しました。
ここより安い部屋ってどんなかな?
と行ってみると、窓際でした。

残念ながら窓の外は見えない
ガラスでしたが、明るくて
日中は部屋の照明はいらなそうです。
思わず「窓際で嬉しいな~。」
と言うと、スタッフの方が
丁寧に部屋を案内してくれました。
「この部屋は水道がトイレの中にしかないので、気になるようなら廊下の先の洗面所で歯磨きなどしてもいいですよ。」と教えてくれました。
荷物をまた出したり充電したり
手術前に移動が終わって良かったです。

片付けていたら看護師さんが
手術着を持ってきてくれました。
ノーブラは落ち着きませんが
中がタオル地で肌触りは良かったです。
下はまだズボンを履いていいと言われました。
ノーパンと言われなくて良かった
【入院2日目】点滴
着替えたら点滴です。あらかじめ
「入りずらい」とは話してありました。
2,3回の失敗は想定内です。
今までの経験上、あんまりにも入らないと
手の甲に挿されてしまうんです。
手の甲は動かすたびに針の部分が
とても痛い
動かさないようにしてるつもりでも
つい動かしてしまい何度も自滅していました。
手を動かさないのは難しいです。
そして寝ている時がさらにつらいです。
以前の入院中は手の甲の痛みで
何度も目覚めるという経験をしました。

あの痛みとストレスに比べたら
とにかく針は腕に入れてほしい。
今回も腕をあきらめようとしたら
「何回失敗してもいいから腕に挿して下さい」
と言おうと思っていました。

そしてやはり1回目、失敗しました。
「ごめんなさい、抜きますね。」
とても申し訳なさそうに看護師さんが針を抜きました。
「全然大丈夫です。何回でも挿して下さい。こちらこそいつも点滴でお手数おかけしてしまうので申し訳ないです。」
「そんな、そんな・・・これ手術用の針なのですごく痛いんですよ。」
少し考えている看護師さん。
「やっぱり1回で入れる人連れてきます。ちょっと待っててください。」
と言って1度出ていきました。

私で練習してくれればいいよ
と本当に思いますが、
きっと何度も失敗したら
誰かに何か言われてしまうかもしれないし、
何より看護師さん自身がつらいですよね。
いろんな葛藤があっての
判断を尊重したいと思いました。
娘のような看護師さんたちを見ていると
頑張れー!と応援したい気持ちが溢れます。

そして登場しました。
『1回で点滴を入れる人』
プレッシャーを与えないように
黙ってにこやかに腕を差し出しました。

また失敗するかもと見ていましたが、
なんと!入りました!!
「わぁー!すごいー!ありがとうございます!!」
そこで失敗した看護師さんが
「どうしようか迷ったんです。入りそうな血管はあって、、、
でもいつも入らないと言うから『1回で入れる人連れてきます』って言っちゃいました!」
「えー、やめてよー。そんなこと言われたらプレッシャーだよー」
と成功した看護師さんが笑って言いました。
「宣言通り1回で入ったので、ほんとだー!と思いました。ひっかけて抜けちゃったらまた呼びますね。」
こんな話をしながら3人で笑いました。

手術直前の雰囲気とはとても思えない
楽しいひとときでした✨
【入院2日目】手術
手術の説明の冊子に
髪をまとめるように書いてあったので
高い位置でお団子にしました。
もう準備万端です。
夫も面会に来て話をしていると、
とうとう呼ばれました。
手術の時間が早まるかもと言われてましたが
予定より30分早くなりました。
看護師さんに確認して
ズボンと靴下を脱ぎました。
病室で脱いだ方がお手数おかけしないはず
看護師さんの後から
夫と廊下を歩きました。
何も話すことも思いつかず手術室到着。
前の手術が終わったばかりのようで、
ちょうど患者さんのベッドが出てきました。
「今のうちにお昼食べておいてね。」
と言って、夫に手を振りました。
入ってすぐに靴を履き替えました。
看護師さんが自分の脱いだ靴を
病室まで運ぶと思うと、そんなことばかり気になり
「靴、このままでスミマセン。」と言いました。
それからネットのような帽子を渡され
かぶりながら中へ

手術室の中は学校の教室くらい広いと感じました。
先生や看護師さんは5、6人いました。
担当医の下川先生(仮)は
どこかなと探しました。
先生は椅子に座り、ぼーっとしていました。
手術が終わったばかりで
疲れているのかな?と思いました。
手術って間を開けずに
続けてやるのでしょうか。
お茶でも飲んで一息入れたくないのかな

先生に挨拶をして
手術台に横になりました。
内診台のような足を乗せる部分がなく
フラットな手術台に寝たので
どういう体勢で手術するのかなと思いました。
麻酔の先生が頭の上から
マスクなどをつけながら丁寧に説明してくれます。

あまり覚えていませんが、同時に
指先に酸素のモニターをつけたり、
胸に心電図のコード?をつけたり、
腕に血圧を測るものをつけたりしていました。
「点滴部分がピリピリします。」
「匂いがします。」
「終わったら私が名前を呼んで目が覚めます。」
起こることなどを言葉にして教えてくれ、
その通りになって安心でした。
酸素マスクから匂いがしてきた
と思ったら咳が出てしましました。
「咳が出るんですよー。」と言ってくれました。
声かけってホントに大事

意識のレベルが100から
ジワジワと50くらいになって
少しボーっとするかもと思っていたら
50から一気に0

そして目が覚める時も
0から一気に90になった感覚です。
体感ゼロ秒
え?!終わったの?
何時ですか?と聞いたか
自分で時計を見たか覚えていませんが
終わった時間の認識あり。
手術室に入ってから35分後に目覚めました。

「ありがとうございました。」
ちゃんと言えていたと思います。
「問題なく終わりましたか?」
と聞いたつもりでしたが
「寒くないですか?」
と聞かれました。
温かったので
「ちょうどいいです。」
もう一度
「問題なく終わりましたか?」
「吐き気はありませんか?」
「はい・・・」
あれ?私うまくしゃべれてないのかな?
もう一度、言おうか迷っていると
少し離れたところから声がして
「問題なく終わったかだって」
と誰かが聞き取ってくれていました。
「大丈夫です。無事終わりましたよ。」

そして先生がそばに来て
「切り取った部分見ますか?」
「はい。」
切り取った私の子宮頚部が
昆虫採集のように板に貼りつけてありました。
思ったよりも小さく親指くらい?
色は肌色でもピンクでもなく
黒っぽいような、赤っぽいような。
「切り取った時はここが円錐だったんです。」
と先生が指差しながら言っていました。
【入院2日目】手術後3時間安静
部屋に戻ると看護師さんが
「何か取りますか?」
「スマホを・・・」
テレビ台の上にあったのですが
うまく伝えられず、テーブルに置いておけば良かったと思いました。
枕の上にいつもタオルを
敷いてるのですが、欲しかったけど
言う元気ありませんでした。
経験上手術後は寝ると思っていて、
寝てしまう前に絶対マスクをしなくちゃと
マスクのことで頭がいっぱいだったのですが
私の喉は病室でマスクなしで寝るとかなり危険なんです。
でも良く考えたら酸素マスクをしています。
まだマスクはいらないのかとほっとしました。
そして看護師さんに
「痛みはありますか?」
と聞かれて気付きました。
痛い
どこが痛いんだろう・・・
確実に痛くないのはきっと・・・
「胃より上」と「膝より下」
あとは自分の体でないようです。
考えて「股かな?」と答えると
「どんどん痛くなるようでしたらナースコール押して下さい。」

それからジーンとする
股の痛みに耐えました。
股という言い方でいいのかな。陰部?会陰?膣の入り口?
痛みで眠気は来ません。
1時間くらいでしょうか。
股の痛みが薄れてきました。
そうしたら下腹?
痛い・・・
切り取った部分かな。
イヤ、それよりも
とてつもなく中(膣)がつらい。
はさまっている感覚
痛みもだけど表現できない苦しさ。
眠れないし、起き上がれないし酸素マスクも外したいし、腕を動かすと点滴の部分も痛い。
どこもかしこもつらいけど
たぶん膣が一番つらい。

とにかく起きれるようになれば
いろいろ解決するかと時計を見るけれど
全然時間が進まない
おしっこもしたいような
感覚があるのに、あと1時間も我慢?!
無理かも
病室に戻って2時間
どうしていいかわからないくらいつらく
意識が遠のくような感覚もありました。

そして先生の回診。「どうですか?」
「中がはさまってる感覚がつらくて、何かガーゼとか入ってるんですよね?」
あぁ、こんなこと言って申し訳ない。
顔を見に来ただけかもしれないのに。
「ガーゼ入ってるけど、明日の朝に取りだす予定です。」

「そのせいで眠れないとかどうしてもつらいようであれば取りますけど・・・」
神の声と思いました!!
「取ってほしいです・・・」
本当に申し訳ないと思いながら
お願いすると、器具を取りに行ってくれました。
内診台まで行くこともできないので
どうするのかと思ったら
そのままベッドの上で足を開き、
先生がガーゼを引っ張りました。
ズルズルズルズルズルズルズルズル
???
ズルズルズルズルズルズル
まだ?
ずいぶん長いガーゼが入っていたようです。
抜いてすぐは痛みの余韻が
ありましたが、しばらくすると
明らかに膣がラクになったのがわかりました。
息がやっとできる感じです。

それでも動けないつらさはマックス。
待ちきれずに看護師さんに
「起き上がっていいですか?」と聞くと
「あと30分くらい」と言われ、
気を紛らわそうと動画を見ましたが
全く頭に入らず消しました。
早く来てーと時計ばかり見ていました。

入院3日間の中で
体の痛みとつらさを数字にすると
手術前が 0
手術後の2時間が 10
ガーゼを取ってからの1時間が 7
その後は波があっても 1か2
それほどこの3時間がつらかったです。
【入院2日目】夕方
待ちに待った3時間後
看護師さんが来てくれて
「トイレに行きますか?」

トイレに行くとナプキンには
何もついていませんでした。
許可が出てお茶をゴクゴク飲みました。
これでラクになるかと思いましたが、まだしんどい。
その時はわかりませんでしたが
全身麻酔後の具合の悪さだったのかもしれません。
吐き気などはなかったのですが

点滴が終わり、針を抜くかと思いましたが、
抜かずに管をクルクルして腕に貼り付けました。
熱が出たりするかもしれないから
針は明日の朝抜くそうです。
寝る前に抜いてもらえると期待していたのでがっかりでした。
「針の部分が痛くて・・・」
と言うと、
「そうなんですよね。」と言っていたので
みんなこの痛みに耐えているんだと思いました。

夕食が来ました。
「術後でこんなメニューでつらいですよね?」
看護師さんが気にかけてくれました。
確かに・・・
24時間ぶりの食事がとんかつなんて!
頑張って7割食べました。
口に押し込みました。
術後2回目のトイレで
ナプキンに鮮血が出ていましたが
ガーゼ抜いたからかなと思いました。
食べ終わった後、疲れたせいか
体力の限界だったか1,2時間眠っていました。

起きた時、体がだいぶラクになっていました。
【入院2日目】消灯
寝る前のトイレでも出血がありました。
量は昼用のナプキンで間に合うくらいでした。
22㎝
昨日は歯磨きして洗顔して
シートマスクをする余裕もありましたが
今日はそんな気力なく歯磨きだけして
すぐに横になりました。
シミもシワもどーっだっていい!
夕食後に寝てしまったのに、夜も眠れました。
やはり時々点滴の針の部分が痛み、浅い眠りでした。

次回は入院3日目、退院の日の話です。
